kazu-tの色々と思ったこと

1971年生まれの既婚の男でフリーランスです。色々と思ったことを記します。

「結婚したくない20歳代男性急増」と、「若者の収入の低さ」の記事を見て、自分の半生を振り返ってみた

以下の記事を読みました。

news.livedoor.com

近年の20歳代の年収の推移

記事では要因として「若者の収入の低さ」が挙げられています。

近年の若者(20歳代)の平均年収の推移は、以下のページのグラフが分かりやすかったです。

nensyu-labo.com

冒頭の記事の「結婚したくない20歳代男性急増」とは2008年(平成20年)に対する比較なのですが、上記の年収ページのグラフを見る限りでは、平成20年以降は年収は下がっていない(下げ止まっている)ように見えます。

とは言え、低い水準で下げ止まっている訳ですから、それが「結婚したくない20歳代男性急増」の要因となっている可能性は十分に考えられると思います。

でも「結婚」するだけなら出来ませんか?とも思う

若い男性も女性も一人で生きていける程度の年収はある人が大半だと考えた場合、子供を持つことは年収が低いとハードルが上がるのは分かるのですが、子供は無しで単に「結婚」するだけなら、(経済的な観点では)別々で自活していた男女が一緒に住むことになるだけなので、年収の低さはあまり関係無いような気もします。

そのように考えると、やはり「結婚=子供を持つこと」すなわち「子供を持たない(持てない)のであれば結婚しても意味が無い」というように考える人が今でも主流なのかな?と思ったりもします。

私の場合

妻と知り合った頃は体調的に絶不調の時期でして(主な原因はパニック障害)、仕事も行ったり休んだりしてました。

当時は既にサラリーマンは辞めて個人事務所(設計事務所)に勤務している形態だったのですが(給与所得だが保険や年金などは自分で納めている形態)、働きによって給料が大きく変わりますので当時の給料は「子供を持てる」ほどではありませんでした。

が、元々子供好きでもありませんでしたので、どちらかと言えば「子供は要らないけど結婚はしたい」というような考えでしたので、そのことや体調のことも妻と話し合って、すぐに結婚しました(知り合ってすぐに同棲して三ヶ月ほどで婚姻届を出しました)。

その時に妻が言っていたのが「二人とも普通に働いていたら給料は安いままでも食べるのに困ることは無いだろう」というものでした。そして結婚してから体調を直していって何年かして「完全復活」出来た訳ですから、今から考えても本当に有り難い話だと思います。

パニック障害」の名残のようなものは完全には消えないのですが(それこそ発症から約十五年経った現在でも日常生活には支障が無い程度ですが残っています)、結婚してから三年ほど経った頃には「きちんと体調管理をしていれば働けなくなるほど悪化することはもう無いだろう」と自ら確信出来まして、その頃には給料も上がってましたので、子供を作ったのでした。

ケチケチの新婚生活

上記状況に加えてアホな若造であった私は貯金も大してありませんでしたので、新婚生活は以下のようなものでした。

・結婚式は両親と兄弟とその子供だけ(確か総額で70万円程度と記憶しています)。
・新居は勤務先の徒歩圏(新大阪駅の近く)にも関わらず家賃は5万円(ようはかなり古くて狭い(確か30m2程度でした)マンションです)。
・家財道具は全て妻が一人暮らしで使っていたものを流用
・しかしクルマは手放さなかった(笑)。

最後は蛇足ですが、そんな感じで「結婚して二人で暮らす」だけなら、普通にやっていけました。

ちなみに妻に対する申し訳なさは感じてましたので、一年ほどして体調はまだまだ悪いが休まない程度には働ける感じになってからは普通の広さのマンションに引っ越しました。

その後、体調が完全に戻る頃には収入も「高給」になってましたので、子供が生まれると同時に住環境の良いところ(ようは妻が憧れていた地域)に分譲マンションを(中古ですが比較的新しいもの)買いました。

その後、独立自営になったり、訳あって更に引越しをしたり(同じ地域の別のマンション)したのですが、基本的には同じような給料のまま(自営なので給料とは言いませんが)同じ地域で暮らしています。

が、妻には息子が小さい内は専業主婦でいてもらいましたが、息子も小学三年生になり、今年からは妻もまだパートですが元々働いていた業界(アパレル業界)で復活しています。

「男の収入」だけにがっつり頼られるのは、男としてはやはり辛いかも

私はどちらかと言えば「自分ががっつり稼いで嫁さんに良い思いをさせてやりたい」と考えていますし、体調が復活してからはある程度実践も出来たとは思っていますが(どれだけ給料が上がってもお金(通帳)は全て妻が握っていて私はお小遣いも貰っていない(いらない))、それは妻が新婚当初の「一番苦しい時に支えてくれた相手」だからそのように思えるのだと思います。

また、現在は自営ですので病気で倒れたりすれば収入は即ゼロですし、数年は食っていけるだけの現金は用意していますが、息子が成人するまではまだまだ長いですので、そういう事態になった時には「嫁さんに働いてもらう」しか無い訳で(これはサラリーマンでも基本的には同じ話かも知れません)、そのような観点でも妻の考え方というか精神性の部分のお陰で、私自身が安心出来ているという部分は大きいように思います。

結局は「結婚」出来て幸せだという話

以上、体調や収入の関係から我が家でも子供が「何とか一人」は持てたのですが、一歩間違えたら「子供は持てなかった」としても不思議でも何でもない半生だったと我ながら思うのですが、仮にそうなっていたとしても、妻と二人の生活でも「十分に幸せだったろう」と確信する次第です。