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kazu-tの色々と思ったこと

1971年生まれの男です。色々と思ったことを記します。

「結婚は人生の墓場」だったと感じている人は仕方ないが、幸せを感じている人は素直に「幸せだ」と言えば良いと思った話

私の考え 結婚や家族のこと

「結婚は人生の墓場」の意味

たぶんほとんどの方々が同様の解釈であるとは思いますが、念のため冒頭で「結婚は人生の墓場」の意味を、以下の辞書サイトの引用により明記しておきます。

www.weblio.jp

以下の囲みが上記サイトからの引用となります。

結婚することで配偶者以外の異性と深い関わりを持てなくなることや、今まで自分一人で使えていたお金を自由に使えなくなることなどを死にたとえて、結婚は人生を終わらせ墓場に入るも同然の行為だと主張する言葉。一般的に男性によって使われることが多いとされる。

サラリーマン時代の上司世代は「結婚は人生の墓場」的に話している人が多かった

私は現在45歳(男性)ですが、新卒から十年ほど(二十代前半から三十過ぎまで)サラリーマンをやっていました(現在はフリーランス)。

当時の上司世代(四十代~五十代)の方々は、「結婚って良いぞ」とか「結婚して幸せだ」的に話している人はほとんど居なくて、皆さん「結婚は人生の墓場」的な論調で話しておられるという印象でした。

やれ「小遣いが少ない」とか「休日は家族サービスで疲れた」とか、そんなことばっかり言っておられるという印象であった訳です。若い人の結婚が近づいたと知れば、「年貢の納め時だな」なんて話しかけているのです。

素直に「幸せだ」と言えば良いのに…

いや、本当に「結婚は人生の墓場」だったと後悔している方なのであれば、それはそのような発言となっても仕方ないのだと思うのですが、例えば途中から直属の上司になった方の場合なんて、この方とはめちゃくちゃ仲が良かったのでしょっちゅう「仕事以外の話」もしていたのですが、奥さんや娘さんの細かい話をしている際にはどう考えても「ご家族を愛されていて、そして幸せなのだろうな」とヒシヒシと感じるような話が多かったのですが、みんなが居る際の軽い喋りになった途端に、やれ「小遣いが少ない」とか「休日は家族サービスで疲れた」みたいなノリになるのです。

たぶん、照れ隠しのようなものなのだろうと今になっては思いますし、またそういう方(口では「結婚は人生の墓場」と言っていても現実は幸せだと感じておられる方)が多かったのだろうなと今になっては思います。

若者に対する「ミスリード」は良くない

実は結婚して幸せだと感じているにも関わらず、部下など若者に対して「結婚は人生の墓場」だと話していて、仮にその若者が「結婚したら結構辛そうだ」なんて思ってしまったとしたら、それはいわゆる「ミスリード」であるようにも思います。

確かに、

・自分一人の自由な時間が減る(時間の制約)
・自分一人で自由に使えるお金が減る(お金の制約)

などの部分は、(後述しますが私はこれさえもマイナスだと思いませんが)これをマイナスだと考える人にとっては「分かりやすいマイナス点」なのだと思います。

しかし、普通に考えたら人生の幸福度なんてマイナスとプラスの合計で決まるのは極めて当たり前だと思う訳です。例えばプラスの点なら、

・同じ喜びや楽しみであっても、一人で味わうよりも夫婦二人のほうがより大きなものとなる
・しかし苦しい時は、逆に夫婦で助け合える

など、他にも多数思い浮かびますがキリが無いので記すのは差し控えますが、そのようなプラスの点は上で述べたマイナスの点と、いわゆるトレードオフの関係になっており、もちろん結婚した相手によっては「プラスの部分の実感がほとんど無い」ということは普通に有り得るとは思いますが、逆に「プラスの部分のほうが圧倒的に大きい」ということもまた普通に有り得るように思うのです。

その後者が「圧倒的に大きいプラスの部分」には触れることなく、「時間の制約」「お金の制約」などばかりを強調し、若者に対して「結婚したら結構辛そうだ」なんて印象を与えてしまうのだとしたら、はっきり言うと「誰も得をしない状態」だと思います。

歳を取りそして死ぬまで「一人で完全な自由」って人生がそんなに良いものか?

「結婚は人生の墓場」論は、言い換えれば「仮にずっと独身で一人で居た場合の時間やお金に関する自由度の高さへの羨望」だと思うのですが、自分が歳を取りそして死ぬまでずっと「自由」という人生が、そんなに楽しいものなのだろうか?と個人的には純粋にそのような疑問を感じます。

もちろん価値観は人それぞれなので、「ずっと一人」が良いと考える人たちを否定するつもりは全くありませんし、結婚はしなくても「一人」だと感じることなく何歳になっても恋人や友人に「家族と同等以上の関係性」を持ち得る方も居られるのかも知れません。

ただ、私に限って言えば、性格的に間違っても友人に対して「家族と同等以上の関係性」を築けるような人間ではありませんし、また何歳になんても恋人が居る=恋愛しているような人生を送れるなど「有り得ない」と率直に思います。

そのような私が仮にずっと独身を貫けば、普通の順番で言えば親が先に逝き、そして一人になった時に、残されるのは「完全な一人きりの自由」なのですが、自分の為だけにお金を使い、何か楽しくても嬉しくてもそれを共有する家族は居らず、ただ単に「自分一人」で味わうような人生は、率直に言って「何の魅力も感じない」というのが正直なところです。

おわりに

私のサラリーマン時代の話はかなり昔の話ですので、現在はまた少し違うのかも知れませんが、それでも「結婚して幸せだ」と言っている人は、やっぱりあまり多くないような気がします。

現在は私も既に「当時の上司世代」と同じ年齢になってしまっていて、結婚して既に十年以上経ち子供も一人居ます。

たまに取引先の方々と飲みに行き、そこに若い人が居ると、そのような話になることがあります(自宅で仕事をしているので、その部分を聞かれた流れから結婚などの話に発展することがある)。

私は「結婚して幸せだ」と普通に話しますし、そして相手から「素敵な結婚をされたんですね!」的ことを言ってもらったりするのですが、私の思いとしては、「いやいや、みんな口には出さないだけで、心の中で思っている内容を素直に喋れば、それは『素敵な結婚ですね』と感じる人は、けっこう多いのだろう」なんて思っています。

あまり「言いふらす」みたいな行動が良いとは思いませんが、私に関してはそのような話題になれば、普通に「幸せだ」と今後も言い続けると思います。