kazu-tの色々と思ったこと

1971年生まれの既婚の男でフリーランスです。色々と思ったことを記します。

「カジノ解禁」について思ったこと

世論調査を伝える報道記事

カジノ解禁には「反対」の声が多かったと以下の記事では伝えられていました。

news.infoseek.co.jp

以下の囲みに上記記事を抜粋して引用致します。

今回調査を男女別にみると、男性は「賛成」46%、「反対」49%と意見が分かれたが、女性は「反対」65%が「賛成」24%を大きく上回った。自民支持層でも、「反対」50%が「賛成」44%より多かった。年代別では、40歳代以上で「反対」が「賛成」を上回った。

明確な理由は無い「何となくの嫌悪感」

私も気持ちとしては「反対」ですが、論理的な理由が明確に述べられる訳ではなく(何か書こうと思えば調べて書けますがそれは「後付の理由」でしかない)、ようは「何となく」嫌悪感のようなものを感じ「反対」と感じているとしか言いようが無いと自分では思っています。

「何となくの嫌悪感」とは敢えて言葉にすると以下のようなものです。

・そもそもギャンブルって国を挙げて推進すべきようなものなのか?
・客に勝負で「負けて」もらうことを期待する精神性ってどうなの?

そのような「何となくの嫌悪感」で「反対」と感じている人は少なくないのだろうとも思っています。

同じような話に「死刑制度」の存続か廃止かという問題もあると思います。これも「存続」という意見が圧倒的に多い訳ですが、その理由が論理的に明確であるというよりかは「何となく」、

・本当の極悪人を処罰する「極刑」という手段を完全に無くしてしまったらまずいだろう

というような「感情」で「存続を望む」人は少なくないのだろうと思っています。

現状を「保守」する政策には「国民の何となくの多数意見」への配慮が必要だと思う

この「何となく」の感情を優先すべき事柄と、逆に優先すべきでない事柄があると思います(もちろん割り切れない事柄も多いとは思いますが)。

平たく言えば、現状を大きく変えるような政策(いわゆる「改革」と言われるような政策)に関しては、基本的に「何となく」ではダメなことが多いと個人的には思っています。今まで長く続いてきた「現状」を破壊し新しいものに「改革」する訳ですから、そのような行為を「何となく」の意見で推し進めて良い訳がないと思う、というような意味です。

逆に、「現状を今まで通り維持する為の政策」(政策というよりかは「今まで通り」である訳ですから現状変更を試みるような政策に対する反対)というものもありまして、「カジノ解禁に反対(現状のカジノ禁止のままを望む)」とか「死刑制度廃止に反対(現状の死刑制度がある社会を望む)」はこれに該当する訳ですが、このような現状を「保守」する政策に関しては、その社会で長く暮らした国民の「何となくその社会を守りたい思い」である訳ですから、それは重視すべき事柄であるように私は思っています。

おわりに

実は自民党保守政党と言われていますが郵政改革に象徴されるように「改革」好きな政党であるという印象が私にはありまして、実はカジノ解禁に関しても、先の衆院選政権公約(コチラのページ内のPDF文書)に以下のように書かれています。

広域観光の推進や免税店の拡大、休暇・休祝祭日の機能的な活用、IRの推進等による観光産業の活性化を通じ、国内消費の拡大を図ります。

この「IRの推進等」がカジノ解禁に繋がっているのだと思うのですが、ではこの一点をもってして「他の野党」に投票出来るかと言えば、いわゆる「保守的」な方ほどそれも難しいと思われますので、そのあたりにいつも「難しさ」を感じます。

しかしながら、上の選挙で自民党を支持したからと言って、では「カジノ解禁」に反対する声を挙げてはいけないのか?と考えればそのような制約は全く無いと思いますので、これは「カジノ解禁」に限った話ではありませんが、どのような声の挙げ方をするかは人それぞれですが(それこそ友人知人の間の日常会話の中で話すだけでも意義はあると思う)、その声を少しでも挙げていくことが大切なのかも知れないと、個人的にはそのように思っています。