読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

kazu-tの色々と思ったこと

1971年生まれの既婚の男でフリーランスです。色々と思ったことを記します。

「高学歴だが仕事が出来ない人」の記事を見て思ったこと

以下の記事を読みました。平たく言えば「高学歴だが仕事が出来ない人」の話です。

news.infoseek.co.jp

はじめに

大前提として例えば「高学歴のヤツは頭でっかちで仕事では使えないことが多い」というような決め付けは良くないと個人的には思っています。

それは大前提として、それでも「高学歴(一般的に有名な大学を出ている)にも関わらず仕事がイマイチな人」という人は一定数必ず居ると思われる訳であり、それに関して改めて思ったことをいくつか記します。

同じ大卒でも「格上」「格下」なのか

上で紹介した記事では「格下」という言葉が出てきます。すなわち、同じ大卒として同時に入社した人たちの中でも有名大学を出ているいわゆる「高学歴」の人から見れば、「フツーの大学」を出ている人たちは同期であっても「格下」という訳です。

確かに学生時代において「就職先を決めるまで」は、フツーの大学の学生よりも有名大学の学生のほうが「就職に有利」であり、そのような意味で「格」の違いがあるのかも知れませんが、入社してしまって働き出した後になれば、それほど「格」の違いって関係するものなのだろうか、と率直に思いました。

もちろん、超有名な大学を出ている「幹部候補生」みたいな存在などもあるのかも知れませんし、またそもそも「フツーの大卒では入れない」会社(組織)だってあるのかも知れませんが、そのようなものではない一般的な職場において、入社して働き出した後でも「彼は有名大卒だから」とか「彼は普通の大学しか出てないから」とか、そんなことを考えながら何かを評価することって、もちろん心情的には全く無い訳では無いのですが(それこそ有名大卒の人に対しては「めちゃくちゃ凄く出来るヤツなのではないか」なんて過度な期待を抱く人は少なくないように思います)、いわゆる出世とか給料とかそういうものが決まっていく過程において実質的に「出身校の格の違い」が反映されるなんて、あまり無いことなのではないか、なんて純粋に思う訳です。

言い換えれば、高学歴であるにも関わらず、普通の学歴の人でも普通に入れる会社(組織)の中に敢えて入っていくということは、すなわち入って以降は学歴「以外」の何かで勝負し判断される立場になるということなのではないか、と純粋に思います。

あくまで「仕事」で評価される

繰り返しになりますが、そもそも「フツーの大卒では入れない」会社(組織)だってあるようにも思いますし(超一流企業やエリート公務員など)、高学歴の方というのはそういう場所に行ける可能性がある訳でして、普通の一般庶民は行ける可能性が「ゼロ」であると考えると、両者には決定的な「差」がありますので、そこまで極端な例で無くとも一般的には「学歴が高いほど選択肢が広がる」のでしょうから、そのような意味で「高学歴なんて目指したって意味が無い」なんてことは全く無いと思います。

ただしこれも繰り返しになりますが、そのような「高学歴であることの優位性」が顕著に現れるのはどこかに「入るまで」の話なのであって、(超一流企業やエリート公務員などの組織で超が付くほど高学歴の人たちが集まるコミュニティではまた別なのかも知れませんが一般庶民も普通に混じっているような環境においては)入ってしまって仕事をし始めてしまえば、周囲の人の評価において「過去にどこの学校に通っていたか」よりも「現在の仕事ぶり」に重きを置かれるのは、考えてみれば「極めて当たり前のこと」なのだろうと改めて思いました。

そのように考えれば学歴の「格」と出世の度合いや給与が必ずしも比例しないということも「極めて当たり前のこと」なのだろうと思いました。

おわりに

私も新卒から十年ほどはサラリーマンをやってまして、業界では老舗の企業だったからか中堅企業ながらも国立大学や有名私大を卒業して入社してくる人も珍しくありませんでしたが、特に自分より後に入社してきた「後輩」たちを見ていると、本当に「学歴と、仕事の出来る、出来ないは無関係なのだな」と痛感した次第です。

ただ、私の考える「出来る出来ない」はあくまで技術者的な目線(分かりやすく言えば職人的な目線)であり、例えば企業人としての総合力的な部分など、そのようなものは全く勘案していませんので、そのような目線で見れば評価も大きく異なってくるのだろうと思っています。

そして、私は誰よりも仕事が出来ると自負出来るほどの技術力を身に付けてきたつもりですが、確かに「仕事に困らない」「平均以上の所得を得ている」という意味では「仕事が出来る人」として結果も出ていると思っていますが、会社という組織には上手く馴染めず結局は一人きり(フリーランス)で仕事をしていますので、いわゆる会社員(勤め人)という評価で考えれば「出来は良くない人」なのだろうと思います。

そのように、「仕事が出来る、出来ない」と言っても立場や職種により同じ人でも「周囲の評価は大きく異なる」のは自明の理なので、もちろん自分の学歴を活かして「その学歴以上で無いと入れない職場」を目指すことも悪いことだとは思いませんが、もっと根本的な部分で「その仕事をするのに自分の特性を活かせるか」「自分の頑張りが適性に評価されるような環境か」などの要素もまた大切なポイントなのだろうと改めて思いました。