kazu-tの色々と思ったこと

1971年生まれの既婚の男でフリーランスです。色々と思ったことを記します。

「フリーランス」と「病気」

はじめに

前々から書いています通り「真珠腫性中耳炎」という耳の病気で手術し入院中でしたが、本日の午前中、退院しました。結局、入院日数は13日間でした。

術後の後遺症である「めまい」は結構残っていまして、歩くのは結構難しい感じですが(前に進む分にはそこそこ進むが、向きを変えたりする際にかなりフラフラする感じ)、動かなければ「めまい」はほとんどしないのと、また家の中でゆっくり移動する分には大丈夫だろうとのことで、家の中に居るのであれば入院しているのと安全面でも大差は無いだろうとの判断から、当面は外出は控えるという前提で入院前の予定「通り」の退院となりました。

今回は再発(二回目)なのですが、15年ほど前の一回目の時の入院期間は約一ヶ月だったので、今回は非常に短くて楽だと感じましたし、また一回目の時は術後一ヶ月半ほど頭が洗えなかったと記憶していて、それで頭が気持ち悪くて悪臭もして苦労したので今回は入院前に頭を丸めたのですが、今回は退院の一日前からイヤーキャップをした上で頭も洗って良いとのことでして、入院中は残り一日でしたし面倒なので洗わなかったのですが本日帰宅後に早速頭も洗えましたので、その点でも楽でした。

フリーランスとサラリーマンと病気

さて、ここからが本題です。

15年ほど前の一回目の手術は独身時代でサラリーマンは辞めてましたが個人事務所に勤務していた時代の話でして、それから結婚して子供が出来てフリーランスになった訳ですが、そのような現状になってからは今回が初めての大きな病気となりました。

フリーランスになって現在で既に九年目ですが、自分が「病気」などになった際のことを考えると、フリーランスよりもサラリーマンのほうが傷病給付金があったり、他にも色んな意味で「安心」だったかな?と言うようなことを前々から考えることがあったのですが、今回実際に病気になってみると、少し考えが変わりました。

と言うのも、冒頭で書いた通り、現状では普通に出歩いて外出するのはかなり難しいほど「めまい」が残っているのですが、この「めまい」がどの程度の期間でどこまで改善されるかは、誰にも分からない訳ですが、最悪のケースとして今の程度の「めまい」がずっと残ってしまったとすると、仮に私が普通のサラリーマンであれば、通勤や出張などの移動が困難という意味で、今まで通り活躍するのはかなり難しいように思えます。

しかし私はフリーランスで通勤も出張もありませんし、自宅の一室で、「考えること」が出来てPCの作業さえ出来れば、ほぼ100%復帰出来ます。

そして、現状で既にPCでこのブログを普通に書けている訳ですから、すなわち「全く動かずに座った姿勢で何かを考え、またPCを使う」という条件であれば後遺症として残っている「めまい」はあまり影響しない訳ですので、やろうと思えば明日からでも仕事は再開出来る気がしていますし、「めまい」だけに限らない病後ということで疲れ具合などの問題はあるかも知れませんが、基本的には「病気になる前」とほぼ同様の仕事が出来るように思っています。

「運」もあるがそれだけではない

もちろん、残った後遺症が「たまたま」全く動かずに座った姿勢で何かを考えPCを使う上で支障にならない「めまい」だった、というような「運の良さ」はあると思います。

しかし、もっと根本的な部分に立ち返って考えてみると、病気の後遺症などで何か「出来ないこと」が増えると考えた時、自分の仕事を履行する上で行わなければならない項目が多いほど「出来ないことが生じた」ことにより支障が出る可能性が高まりますし、逆に項目が少ないほど支障が出る可能性が低いことは自明の理だと思います。

そして例えば私なら、サラリーマン時代には仕事そのものをこなす以外に「通勤」だとか「会議」だとか「出張」だとか色んな出番があった訳ですが、私は自分自身でチームプレーより個人プレーとして「一人で極めていく」ほうが自分に向いていると自ら確信的に思っており、サラリーマンをしていても実際に社内では良くも悪くも「個人プレー」をしてしまっていた訳で、それだったら働き方自体を「個人」に近づけていくほうが合理的なので、サラリーマンを辞めて個人事務所勤務になり、そしてそれも辞めてフリーランス(一人きり)に行き着いた訳でして、それは自分の気持ちに正直に行動してきた「必然的な結果」であった訳です。もちろん当時はそこまで深く考えていた訳ではなく「今から思えば」という類の話ですが。

その推移に伴い「通勤」だとか「会議」だとか「出張」だとか自分の能力が発揮出来る項目「以外」のものを自らそぎ落としてきた訳ですので、現在「自分の仕事を履行する上で行わなければならない項目」が必要最小限になっているのは「たまたま」でも何でも無く、自らの技量と判断で行く道を選んできた「結果」である訳です。

そうやって「自分が得意でかつ顧客からも求められている大切な部分」以外の「余分なこと」をやらなくても個人事業として継続出来るように色んなものを自分自身で構築してきた訳ですので、例えば今回の「めまい」が今後も残ってしまったとしても、通勤などの移動が無いのでほとんど支障が無かったという結果に関して、「運が良かった」だけというのとは少し違うのだろうと自分では思っています。

なお、当たり前の話ですが上のような話の流れで「病気になった時のことを考えても、フリーランスのほうが良かったかも」と思えるのは私に限った話でして、病気などの際にフリーランスとサラリーマンのどちらが良いのかは人それぞれの性格や得意な仕事の内容などの条件により様々であるのだと思います。

おわりに

そんな訳で、明日からでも仕事をやろうと思えば出来るような気がしているのですが、「たまには少しゆっくりしよう」という意味でも、仕事の再開はもう暫く後にしようと思っています。