読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

kazu-tの色々と思ったこと

1971年生まれの男です。色々と思ったことを記します。

フリーランス九年目の私が考える、仕事が「早いが雑な人」と「丁寧だが遅い人」

はじめに

先日、仕事が「早いが雑な人」と「丁寧だが遅い人」を比較している記事を目にしました。似たような内容は過去にも多数記事があると思いますので、敢えて引用は致しません。

これに関して思ったことを以下に記します。

「早いが雑な人」の「雑」の定義は?

「雑」の定義なのですが、雑であっても「最低限はクリアしている」と定義されると思います。

何故なら、もし最低限もクリア出来ておらず、その人が終わらせた後に誰かが修正等行わなければならない状態なのであれば、それは仕事が終わって「いない」ということを意味していますので、「早い」(=早く終わっている)ということにはならないと思う為です。

従って見栄えが汚いなどの問題はあったとしても、最悪そのままでも主目的に対してはギリギリでもクリア出来る内容であることが、ここで言う「雑」であると、ここでは定義します。

「丁寧だが遅い人」の「遅い」の定義は?

上と似たような話ですが、こちらも「遅い」とは言っても期日までにはギリギリでも間に合うというのが絶対条件だと思います。期日までに間に合わないのであれば丁寧に仕事が「出来た」(=終わらせた)、とはならない為です。

従ってギリギリで全く余裕が無くても期日までには「間に合っている」とここでは定義します。

以上の定義を踏まえた上で、両者を考えると

いわゆる普通のデスクワーク的な仕事を想定して以下を書き進めます。

この定義を踏まえてどちらが良いかを考えたら、基本的には「早いが雑な人」のほうが良いように思います。

見栄えなどが綺麗か雑かなんて「主観」の問題も大きいですし、そもそも見栄えが悪くても主目的を達成するのに何も問題が無いのであれば、それで良いハズです。

更には、「丁寧だが遅い人」との比較なのであれば、雑だが早く終わった人は期日までに余裕があるハズですので、その余裕時間で綺麗に仕上げることも出来ます。

もしくは「早ければ早いほうが良い」とか「出来れば他の仕事もして欲しい」という周囲の要求がある場合は、先に終わらせた仕事は見た目はイマイチだが主目的の達成には問題ない訳だからそのまま納めてしまうという選択をすることも可能です。

「丁寧だが遅い人」は期日ギリギリなのだから他の選択肢が基本的に無いもないことを考えれば、「早いが雑な人」の優位性は一目瞭然だと思います。

ただし本来的には「極論」で考える話ではない

私はフリーランスで設計の(ような)仕事をしていますが、自分が仕事をしている内容に関しては、今では以下のような部分に自信があります。

・内容の間違いは絶対に無い状態で(人間なので絶対ゼロは無理だが一般的な意味で絶対に間違いが無い状態)、見栄えなどは後回しにして早さ優先で仕事をしたら、一般的な人(同業者)の3倍とか4倍の早さで仕事をする自信がある。

・更に、早さを一般的な人(同業者)の2倍程度に抑えて良いのであれば、見栄え等を満点レベルとすることも可能である。

と書くと自信過剰に聞こえると思いますが、フリーランスになって九年目ですが、ずっと高めの所得(よく報道される「大卒の平均所得」よりもはるかに多い額です)を稼ぎ続けていることや、「やりきれなくて一部は断らなければならないほど」仕事の依頼が途切れずずっとあることなどから客観的に判断しているつもりですし、またそこに圧倒的な自信があるからこそ長年ずっとフリーランスを大した不安も抱かずにやり続けているのだろうと思います。

ようは、サラリーマン時代の下積みの時分からずっと同じですが、「早さ」も「丁寧さ」も両方必要だと強く認識している訳であり、「早いんだから多少汚くても良いでしょ」とか「綺麗に仕上げているんですから時間は遅くても仕方ないでしょ」なんて考えを持ったことは、今までに一度として無い訳です。

ましてや今回述べた「定義」から外れ、「今回は時間に余裕が無いから多少の間違いがあっても仕方ない」とか、「今回は納期に遅れても仕方ない」とか、そのように考えたことも一度も無い訳です。

どれだけ時間的に厳しい場合であっても、徹夜をしてでも「絶対に間違ってはいけない部分はチェック」した上で期日までに納品することを「原則」として、ずっと仕事を続けてきています。

普段は「丁寧さ」優先だが、それもベースの「早さ」があればこそ

日常的には(めちゃくちゃ時間に余裕がない時以外は)早さは抑えて「丁寧な仕事」を優先しています。

理由は単純で、仕事が好きで面白いと思いながらやっているので、丁寧に考えたり綺麗に仕上げたりすることが「楽しい」為です。

ただ、そうやっていても顧客から遅いとクレームが来たりして仕事の依頼が途切れたりとか、そんな事態に陥らずに済んでいるのは、それだけ丁寧にやっても「一般的な同業者よりかは十分に早い」からであり、すなわちその「ベースとなる早さ」も非常に大切な項目であると思っています。

なお、「儲け」のことだけを考えると、全てを早さ優先としてより多くの仕事をこなすほうが儲かるのですが(現に個人事務所勤務時代は事業主のそのような方針で現在より多く売り上げていた)、長い目で見た時の「信用」の問題もありますし、また自分で「面白いか」も重要だと思っていますので、フリーランスで(=全て自分の裁量で)続けている限り、今後も「基本的には丁寧さ優先」は変えないつもりでいます。

おわりに

以上、フリーランス九年目の私が仕事が「早いが雑な人」と「丁寧だが遅い人」について思ったことを記しました。