kazu-tの色々と思ったこと

1971年生まれの既婚の男でフリーランスです。色々と思ったことを記します。

女性が結婚に「逃げる」ということに関する記事を読んで思ったこと

以下の記事を読みました。

news.livedoor.com

言葉の使い方(言い方)の問題だと思った

上の記事では、仕事や人間関係が上手く行っていない独身女性が、そのような生活から結婚して家族を持つような生活への切り替えを目指すのに、「結婚に逃げる」という言い方をしているのですが、確かにこのような言い方には私も反感を覚えますが、一方で「単なる言葉の使い方の問題かな」とも思いました。

と言うのも、独身で仕事主体の生活に嫌気が差すなどして、その生活を切り替えて結婚やその後の家族主体の生活(例えば専業主婦とか、それに近い生活形態)を目指すという考え方自体は、そこまでおかしなことだとは個人的には感じませんでした。

私の妻の場合

実は私の妻も、私と知り合って結婚する時には無職(求職中)でした。

妻に相談せず書いていますので、あまり詳しくは書かずに大雑把に書くのですが、妻は小学校高学年の頃にはアパレル業界に進みたいと考えていて、それに必要な学校に進み、そしてアパレル業界(パタンナーの仕事)に就職しました。

ずっと「結婚もしないし子供も要らない」と考えていて、アパレル業界で働く女性として生きて行こうと思っていたようです。

が、就職してから、仕事は楽しかったようですが、かなりの長時間労働をこなしながら体調も崩したりして、30歳の直前の頃に会社を辞めて転職し、しかし転職した会社も体調不良等を理由に辞めて、その体調不良の原因もはっきりしたのでその治療をしながら求職中に、私と知り合ったのでした。

体調を崩したり会社を辞めたりする中で、自分の仕事に対する「燃え尽きた感」を感じると同時に、結婚して普通に子供を持つような生活も良いかも知れないと考えるようになり、そして(結婚相手を探すという名目の真面目な)出会い系サイトに登録したようです。そこで私と知り合い、スピード結婚したのでした。

この妻のケースと、冒頭で紹介した記事の内容は、下で述べるようにその人の気持ち次第で有する意味は大きく異なるとは思うのですが、最低でも表面上は、両者はそんなに違っているようには思わない、というのが私の感想です。

以上のような実体験があったので、『独身で仕事主体の生活に嫌気が差すなどして、その生活を切り替えて結婚やその後の家族主体の生活(例えば専業主婦とか、それに近い生活形態)を目指す』という考え方もしくは行動それ自体は、特におかしいとは感じないのだろうと思います。

妻の行動が「逃げた」ということでは無いと思う理由

結局、同じような行動を取ったとしても、本人がどのような考え、覚悟を持っているのかで、それの有する意味は大きく異なってくるように思います。

前々から書いている通り、妻と知り合った当時は私自身も大きく体調を崩しており、また「真珠腫性中耳炎」という病気で大きな手術をした直後でもあったのでそれの再発の心配もあった訳ですが、その辺りのことは(と言うか他のことも全て)妻と知り合ってすぐに全て話した訳ですが、妻のスタンスとしては、子供を持てる持てないは別として、最低でも二人で最低限食べていくだけなら、最悪仕事を選ばず二人で普通に働いていたら、飢え死にするなんてことは無いだろう、というようなものでした。

すなわち、安定した仕事に就いていて稼ぎもそこそこ以上の男と結婚して、最悪自分は働かなくても生活が出来るだけのお金を確保したい、というような考えは妻には全く無かった訳です。

ただ単に、中高生の頃から思い描いていた「結婚せずに子供も持たずに自立した女性として一人で生きてゆく」ような人生から、「結婚して、信頼できる相手と共に生きてゆく」というような人生へ「切り替えた」というだけの話なのであって、そこに「逃げる」というような要素は全く無いのだろう、というのが私の受け止め方です。

おわりに

結果的に、結婚してから妻は専業主婦の期間も長かったですが(現在はパートですがアパレルに復帰しています)、私自身も「出来れば子供が小さな内は専業主婦で居て欲しいな」という思いもありましたが、妻も子供が小さな内は積極的に働きたいという感じでも無かったような感じでもありました。

綺麗事(妻を良く描く)ではなく正直ベースで書けば、私の所得は結婚した当時と比べると子供が生まれる頃には倍以上になっていたので、妻もそれを勘案して安心して専業主婦を続けていたという側面は必ずあるとは思うのですが、それに対して私は負の感情を抱いたことはありませんし、稼いだお金も全て妻に渡していました(私はお小遣いも無くタバコやビールは現物支給でお金は飲み会など必要な時に必要分を貰うというスタイルで、これは私自身がそのように決めたものです)。

何故に「オレばかり働いて」みたいな不満を抱かないのかと言えば、もちろん私自身が「出来れば子供が小さな内は専業主婦で居て欲しいな」と思っていたことも関係しているとは思いますが、根本的には妻と知り合った当初、私の稼ぎが全く良くなかった時代においての妻のスタンスが上で述べたようなものであったからであり、私たちの夫婦生活がそこからスタートしているが故なのだろうと思っています。