kazu-tの色々と思ったこと

1971年生まれの既婚の男でフリーランスです。色々と思ったことを記します。

真珠腫性中耳炎 術後の後遺症の「めまい」 回復の様子を記します

はじめに

一ヶ月ほど前に耳の病気である「真珠腫性中耳炎」の手術を受けました(左耳です)。14年ほど前に一度同じ病気で手術を受けており、再発となります。以下の記述は全て14年前のことではなく今回のことに関する記述となります。

手術前に既に、三半規管が侵食されていることによると思われる「めまい」が軽度ですが生じていまして、すなわち三半規管の周辺に真珠腫がベッタリとある状態でして、それをがっつり触る(除去する)ような手術である訳ですから、術後の後遺症として「めまい」(手術前よりも悪化する)は想定されていました。ただし主治医から「三半規管がダメージを受けたことに由来するめまいは回復しやすい」とも事前に伝えられていました。

実際にその通りとなりましたので、ここではその「めまい」に関して主に記したいと思います。

なお、このようなページを作成する「ため」に、お医者さんに余分なことを聞く訳にもいきませんので、説明を受けた際に分かりにくかった事柄に関しても、一般の患者として「深く聞きなおすほどの事柄でも無い」と思った事柄に関しては根掘り葉掘り聞いている訳ではありませんので、描写に曖昧な部分が生じている部分がありますのでご了承下さい。

同じ病気の方の参考になれば幸いに存じます。

関連情報

・14年前に一回目の手術をした後、その病院(大きめの総合病院)でずっと経過観察の診察を受けていましたが、再発が分かった時に、「真珠腫性中耳炎の再発の手術は難易度が高いから」ということで、大阪では恐らくほとんどの方が知っていると思われる大学病院を紹介され、そこで手術を受けました。

・手術後、手術の主治医から「相当酷い状態だった」と言われました。細かい説明は妻が聞いており聞き直していないのではっきりとは分からなかったのですが、三半規管の大半は真珠腫と共に取り除き無くなってしまったというようなことを言われました。

・少し元気になってから、主治医に「片方の三半規管がダメになってもどうして「めまい」が改善するのか」と聞いてみたところ、その状態で「めまい」を感じなくなるように脳が処理するようになるとおっしゃっていました。そしてそれは「即座」にという訳にはいかないので、「徐々」に回復するのだとおっしゃっていました。

・「リハビリ」として、一点を見つめて首を振る(めまいがしても敢えて続ける)行為を行うように主治医から言われまして、三日目から退院するまではベッド上で時々やっていました。退院して自宅に戻ってからは、それを敢えてやるというより、めまいがしても問題が無いような日常生活での行動を積極的にやるようにしていました。

手術後の「めまい」の様子

手術直後~三日間ほど

・目を開けるとずっと天井が回っており、ごく短時間しか目を開けていられないという感じでした。目をつぶっている分には大丈夫でした(目をつぶっているにも関わらず頭がグルグルする、という感じはありませんでした)。

・目をつぶっていても、頭をほんの少しでも揺らすときつい「めまい」がしました。それこそ、何かを聞かれてつい「小さく頷いたり」「小さく首を振ったり」しただけできつい「めまい」がしていました。

・そもそも手術をした左耳は下には出来ませんが、反対向きであっても、寝返りで頭を横向けるのも「めまい」で辛かったように記憶しています。

・当たり前ですが、まともに立ち上がれるような状態ではありませんし、ほとんど食べることも出来ず、栄養は点滴から摂っている状態でした。

三日目~一週間ほど

・「目を開けるとずっと天井が回っている」という部分が回復し、目を開けていられるし、誰かと喋る際は相手の顔を見て喋ることが出来るようになりました。

・「小さく頷いたり」「小さく首を振ったり」程度では「めまい」を感じなくなりました。しかし少し大きく振るときつい「めまい」を感じました。すなわち、寝ている姿勢か座っている姿勢かを問わず、急に顔の向きを変えるのは非常に辛い感じでした。

・どこかにつかまって何とか立ち上がるのがやっと、という感じで、歩くのはゆっくりであっても極めて困難という感じでした(頭が揺れることで「めまい」がしてフラフラして歩けない)。

・車椅子で押してもらって移動する際は、目を開けて前を見ていると、真っ直ぐ進んでいるにも関わらず左に曲がっているように感じる時がありました。

・寝返りは問題が無いようになりました(眠っている間に勝手に寝返りをするようになりました)。

・三日目から食事を食べることが出来ました(体力を付けないと回復しないと思ったので、最初はあまり食欲がありませんでしたが強いて頑張って食べていました)。

約一週間~十日目(退院)

・「顔の向きを変える」「顔が揺れる」際の「めまい」が少しずつ良くなって行きました。

・ゆっくりなら歩くことが出来るようになりました。真っ直ぐ前だけを見てゆっくり歩く程度なら問題が無いような感じです。

・しかしながら、例えば外を歩いている際の横断歩道での「確認の為に右、左を振り向く」というような行動を「つい」行ってしまうと、真っ直ぐ立っていられないほどの「めまい」がしていましたので、「一人で外出など絶対に無理」という感じでした。ちなみに「外出は控える」という条件で退院しました。

十日目~約三週間

・「顔の向きを変える」「顔が揺れる」際の「めまい」が更に良くなって行きました。

・横断歩道で「確認の為に右、左を振り向く」時でも、決して軽くはない「めまい」は感じますが、「立っていられない、というほどでは無い」という感じまで回復してきました。

約三週間~約四週間(現在)

・更に回復し、四週間ほど経った現在では横断歩道で「確認の為に右、左を振り向く」時でも、「めまいがしているかな」と気にすれば感じますが、何も考えずに行動している分には、あまり気にならないし歩くことに支障が無い程度まで回復しました。

・四週間ほど経った先日、子供を連れて丸一日遊園地で過ごしてみましたが、全く問題ありませんでした(当たり前ですが私自身はアトラクションには乗っておりません)。後日、クルマの運転もしてみましたが、特に問題ありませんでした(目視による左右確認や斜め後方の確認の為の首の動きに対しても問題はありませんでした)。

四週間ほど経った現在の状況(上記の補足)

・「めまい」を感じなくなった、という訳ではなく、もちろん当初と比べるとその程度が随分と軽くなってはいますが、まだまだ「感じ」ます。

・「めまい」はあるのだが、その程度が軽かったり、もしくは「いつまでもフラフラと頭や体が揺れている感じが続く」という意味での「継続性」がほとんど無くなった、という感じであり、故に歩行や運転などの日常的な行為に対して「支障が無くなった」という言い方が正しいと思います。

・と言う訳で、(試したことはありませんが)例えば「激しい運動」などをしようと思えばまだまだ支障があると思います。が、日常的にそのような行為は元々からやっていませんでしたので、そういう意味で困ることはほぼ無いように思いますし、仮に今後、回復が一切止まってしまって現状がずっと続くことになっても、まず問題無いだろうな、と思っています。

その他

「めまい」以外のことを少しだけ書いておきます。

・後遺症の可能性のある「顔面神経麻痺」に関しては全く問題ありませんでした(全く生じませんでした)。

・難聴ですが、14年前の手術で既に聞こえが悪くなっており、「それほど困る感じでは無いが電話などははっきり聞き取れない」という感じだったのですが、今回の手術で「もう少し」だけ聞こえにくくなりました。が、「ほとんど聞こえない」という感じではありません。詳細は今回は省略します。

おわりに

手術後の最初の三日間ほどの「めまいが酷い状態」の時には、どうなってしまうのだろうと大変不安に感じましたし、それを抜けた後も三週間ほどまではゆっくりは歩けても「まともには歩けない」訳ですので少なからず不安はありましたが、その一週間後には「遊園地で一日過ごしても大丈夫」な位にまで回復した訳ですから、大変有り難い話だと思っています。

以上、同じ病気の方の参考になれば幸いと思い記させて頂きました。

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(2017-08-04追記) 真珠腫性中耳炎に関する以下の記事を書きました。宜しければご覧ください。

t-kazu-t.hatenablog.com