kazu-tの色々と思ったこと

1971年生まれの既婚の男でフリーランスです。色々と思ったことを記します。

「行き当たりばったり」のフリーランスでも、なんとかやってこれた訳を二つ

はじめに

私(45歳男性)はフリーランスで仕事をしており現在九年目です。新卒でサラリーマンとして働き出した業界で独立してフリーランス(個人事業主)を一人でやっているパターンです(設計のような仕事です)。

働き始める時には独立したいなんて気持ちは全く無かったので、サラリーマンを十年近く続けて辞める際も独立は全く考えずに小さな事務所勤務の道を選んだのですが、小さな事務所で人が少ないにも関わらず、それでもその少ない人たちとも上手く行かないと言うか、「一緒に働いているが故のストレス」が大きく、本業(設計)のほうは好きであまりストレスが無いことを考えると、前者のようなストレスが本当にアホらしくなって、それである夜酔った勢いで妻に「辞める」宣言をして(と言っても妻も事前より独立を勧めていました)、それで一人きりのフリーランスになったのです。

今から書き起こしても、やっぱり「行き当たりばったり」であるように思います。

それでもなんとかやってこれた訳を二つ

●「この仕事が好き」という確信

フリーランスになる前に、サラリーマン及び小さな事務所勤務時代を合わせて十五年近くの年数がありましたが、その時代にずっと同じ仕事(時代や立場により実際の作業は大きく変わりますが根本的には同じ仕事という意味)を続けていて、「この仕事が好きだ」という確信がありました。どちらの時代もかなりの長時間労働でしたが基本的には嫌々という感じはなく「寝食を忘れて夢中になっている」という感じだったと思います。

サラリーマンなど「どこかに勤務する」というのは自分の直接的な仕事(労働)以外にも所属していることそれ自体がお金を生み出しますが(それこそ有給で休んでいても給料は発生する)、フリーランスは自分がやった仕事「のみ」がお金を生み出す訳でそれ以外は原則としてありませんので(ようは仕事を休めば収入はゼロです)、考えようによっては怖いような気もしますが、私の場合は全くそのように考えなかったのは、この仕事が心底から好きで、そして何歳になっても体力的な衰えは生じても、基本的な「好き」という気持ちはずっと続くのだろうと自ら確信していたからなのだろうと今になっては思います。

●「正しさ」に対する信念

これは「仕事に困ることなくずっと仕事の依頼がある」ことに関する部分ですが、何故に仕事に困らないのかと言えばそれは自分の仕事が顧客から評価され、また長年で培ってきた信用があるからに他なりませんが、自分でそのような仕事をずっと続けてこられたのは、若い頃から今でもずっと同じなのですが、技術者として(と言うより働く者として)「可能な限り正しいことを貫くために尽力すべき」というような考えを持って働いていることが、評価や信用に繋がっているように思います。

自分の正しさを貫こうとすると、時には相手と意見が衝突しますが、サラリーマン時代ならその相手が上司であっても、現在なら相手が顧客(取引先の担当者)であっても、自分のほうが正しいと思う(=相手の言い分は看過できないレベルにある)限りにおいては、原則として(可能な限り)自分の意見を通しています。

相手からすれば「扱いにくい人」のように見えるかも知れないというような不安を全く感じないと言えば嘘になりますが、結果的には独自性(同業他者より優位な立場に居る)も含めて技術的な評価や信用が得られていると自分では思っています。

ただし、それを追求するが故に多くの時間を要する場合は、徹夜してでも休日に働いてでも期日までには必ず終わらせるというのが必須条件となります。

おわりに

他にも書き出せばキリが無いので今回は二つだけ手短に記しましたが、その二つの項目の文言を使って改めてまとめると、

・この仕事が心底から「好き」だと感じていて、その仕事の「正しさ」に拘りながら、寝食を忘れて夢中になって働いてきた

と言う感じで過ごしてきた結果、「将来のビジョン」だとか何とか考えずに「行き当たりばったり」で立場は推移してきたが、どのような立場になろうと「仕事」に困ることは無く十分以上に稼ぎ続けることが出来ている、ということなのだろうと自分では思っています。