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kazu-tの色々と思ったこと

1971年生まれの既婚の男でフリーランスです。色々と思ったことを記します。

「仕事にこだわる」為の残業について

はじめに

以下の記事を読みました。

headlines.yahoo.co.jp

記事を読み思ったことを以下に記します。後半以降、「仕事にこだわる為の残業」について重点的に記しています。

「仕事をこなす」という本来的な目的以外の残業は無くすほうが良いと思う

記事に出てくる「生活残業」(生活費を稼ぐ為の残業)とか、「上司が残っているので帰りづらいから残業」みたいなものは、基本的に無くすほうが良いと思います。

もちろん、そのような残業であっても働いた時間分だけ「仕事の成果」も上がっているのであれば良いのですが、そのような残業は往々にして「増えた残業時間に見合った成果が上がる訳ではなく、ダラダラと無駄に時間を費やしている」という感じだと思いますので(サラリーマン時代にそのような人たちを嫌というほど見てきた)、そのような残業は無くすべきと率直に思います。

私は「職人タイプ」だった

記事では「職人タイプ」の残業も出てきます。ようは業務として求められるクオリティ「以上」のクオリティを自分の気が済むまで追求するが故に長時間労働となり残業するタイプです。

記事ではプレゼン資料の作り込み的なイメージで書かれていましたが、私はもっと本業(設計のような仕事)的な「こだわり」を追求する感じでしたが、顧客との契約上の「必要最低限」をはるかに超えたクオリティで仕事をずってやっており、かなりの長時間労働だったのですが、残業時間の大半は「サービス残業」でした。

自分の「こだわり」は自己満足に過ぎないのか?

誰から頼まれることなく勝手にクオリティを上げる為に残業している訳ですから、それは「サービス残業」(無報酬)で当然であり、それが嫌ならやらなければ良い、と考えることも出来ますし、若い頃の私の意識もそのような感じだったので「大半がサービス残業」という状態がずっと続いているにも関わらず、嫌になることなくずっとそのような働き方をしていたのだろうと思います。特に若い頃は「経験を積み技術を身に付けている」という意識や実感も強かったので尚のことだと思います。

一方で、そのような仕事のクオリティのお陰で「顧客等の評価が会社のトップクラス」で高かったのも事実です(自分の思い込みではなく営業の部署を通じて顧客等の声が聞こえてきます)。そのことは会社にとって「今後の受注にプラスに働く」という意味で利益がある話なのですから、そのように考えると「好きでこだわって長時間働いているだけでしょ」と会社がずっと無報酬で働かせることが「完全に正しい」という訳では無いようにも思われます。

それが一番の理由ではありませんでしたが、そのような思いも歳を重ねるごとに生じてきて、結局はサラリーマンをやめてしまったのかも知れないと、今になって改めて思いました。

結果的にはフリーランスになり報酬的に報われるようになった

サラリーマンを辞めた後に小さな事務所勤めをし、それも辞めて結局は一人きりのフリーランスになりました(ずっと同じ業界です)。

サラリーマンの時は無報酬だった「勝手にこだわっているクオリティの高さ」も、フリーランスになり立場が変わった関係等で、全てではありませんが結構な部分が「報酬」に繋がるようになりました。

そして一部はまだ「無報酬」で「勝手にこだわっている」部分も残っていますが、体力の続く限り出来るだけ続けると思います。「感性を鈍らせない為」でもありますし、また「高い評価を維持して今後も仕事に困らないようにする」為でもありますが、何より「仕事が面白くて好きだから」やっているのだろうと思います。

おわりに(若い時分のスキルアップの話)

冒頭で紹介した記事で、残業(労働)時間の抑制は特に若者世代のスキルを身に付ける機会を奪うというような指摘がされてきましたが、確かに私自身がサラリーマンなど集団生活に馴染めず行き当たりばったりでフリーランスに行き着いたにも関わらず、若い時のサラリーマン時代に「寝食を忘れるほど夢中」になっているような感じの長時間労働をもって身に付けた技術や経験のお陰で今では結構なお金が稼げている訳ですから、そのような指摘は一理あるのかも知れないと改めて思いました。