kazu-tの色々と思ったこと

1971年生まれの既婚の男でフリーランスです。色々と思ったことを記します。

「スマホゲーム依存」の問題ではなく、親の金を「盗む」ことが問題という話

探したところインターネット上の記事にはなっていなかったのですが、購読している産経新聞の本日の朝刊の一面でスマホゲーム「依存」の問題が取り上げられていました。

取材で取り上げられていた人は、就職に失敗したり体調を崩したりという付加的な要因もあるのですが、本質的には、

スマホゲームにはまり課金に大金を費やしていた。
・そのお金は両親のカードを勝手に使って工面していた。
・堪忍袋の緒が切れた母親から、住んでいた実家を追い出され更正施設に送られた。

と言った内容だったのですが、率直に思ったことは、

スマホゲーム」は本質的には全く無関係ではないか?

ということです。

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親のカードを親の知らないところで勝手に使っていれば、それは親の金を「盗んで」いるのと同じですから、これは本人の道徳心の問題のように思います。

そもそも、自分の稼ぎの許す範囲であればどれだけ大金を使おうが問題無い訳で、親の金を盗んだり、もしくは返せないほどの借金をして浪費(使ったお金で一定の資産形成等をするのではなく使いっぱなしの対象に使うというような意味です)してしまうのは「自分の稼ぎの範囲でお金を使う」という大人としての当たり前の価値観が備わっていないという問題であるように思います。

仕事の失敗や健康の悪化など、他にも色んな「嫌なこと」が誰しもあるものですが、圧倒的多数の人々はそのようなことがあったからと言って「ヤケになり」親の金を盗んだり無謀な借金をしてまで浪費なんてしない訳で、そのような行動に至ってしまうのは人間としての何らかの問題を抱えているのだろうと思います。

以上のような問題により浪費に至ってしまう場合、その対象は「スマホゲーム」で無くとも他にも色んなものがあるように思いますし(昔からあるもので言えばお酒やギャンブル)、それを「スマホゲーム」のみピックアップして例えば規制強化などの対策を打っても「本質的な解決」にはならないのだろうと思います。

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我が国はこれだけ成熟し豊かでもあり、更には「自由競争を是」とする国なのですから、何か「依存性があるほど面白い」というようなものを一つ「規制」したって、次から次からそのような「魅力的なもの」が出てくるのは自明の理であるように思いますし、それを過度に「規制」するような行動はいわゆる「いたちごっこ」のように思えます。

本質的に解決するには皆が「そのような誘惑に負けないような心」を持つしか無いのだろうと思います。

その為の対策がどのようなものであるかは今回は論じないのですが(専門家でもありませんし大したことも書けません)、スマホゲーム」という一点のみをピックアップして規制強化するような流れは間違っても本質的な解決にはならないのではないか?という点が今回記したかった内容となります。

私自身は「スマホゲーム」というのは一度もやったことがありませんし子供にも今のところやらせてませんが(現在小学四年生でまだスマホを持たせていない)、自分の嗜好性と上で述べた「本質」は全く別問題であると思っています。